私が実際に読んだ小説家になろう作品の感想7【一億年ボタンを連打した俺は、気付いたら最強になっていた~落第剣士の学院無双~】

WEB小説

一億年ボタンを連打した俺は、気付いたら最強になっていた~落第剣士の学院無双~

ジャンル:成り上がり系5億年ボタン物
特徴:1億年ボタン、潜在能力最強系主人公、若干ハーレム

【令和元年、年間1位の人気作! 富士見ファンタジア文庫から書籍化決定!】
剣術学院の落第剣士に『一億年ボタン』を持ちかけた謎の老人がいた。押せば一億年修業したのと同じ効果が得られる魔法のボタン。落第剣士が疑い半分でボタンを押した次の瞬間、その身に絶大な力が宿るのを感じた。彼は喜んで何度もボタンを押した――押してしまった。
それは呪われたボタンだ。押した瞬間、彼は一億年という『時の牢獄』に閉じ込められた。最初の百年はこれ幸いと修業に明け暮れた。千年が経ち、自分が何故剣を振っているのかわからなくなった。一万年が経つ頃には、考えることをやめていた。
一億年後、廃人同然となった彼は、ついに現実世界へ戻った。同時にこれまで過ごした一億年の記憶は忘却され、残ったのは研ぎ澄まされた剣技のみ。「ボタンを押しただけで強くなれる!?」そう勘違いした彼は何度も一億年ボタンを押し、そのたびに愚かな自分を呪った。そうして地獄の一億年をループし続ける中で、彼はあることに気が付いた。
「この世界さえ斬れれば、ここから抜け出せるんじゃないか……?」
数億年後、時の牢獄を『斬った』彼は一億年のループから脱出した。
これは剣術学院の落第剣士が極限の剣技で汚名を晴らし、世界にその名を轟かせる物語。

一億年ボタンを連打した俺は、気付いたら最強になっていた~落第剣士の学院無双~
R15 残酷な描写あり 主人公最強(予定) 成り上がり 異世界 才能の無い落ちこぼれ 数十億年の鍛錬 理性の化物 精神力の化物 忍耐の化物

世界観はファンタジー物で、主人公のアレンは剣術学院の学生です。アレンは努力しても全く強くならない万年落第剣士で、とあるトラブルを起こしてしまったことで決闘を行うことになり、負けると退学することになりました。主人公の実力じゃどうしようもない。どうしようか・・・、というところで謎の仙人が現れ一億年ボタンを押してみないかという誘いがあります。
そのボタンを押して1億年修行したら強くなれるはず、ということで主人公は5回も押して強くなったという感じです。その後、学園で強さを発揮し、名門学校に進学します。
そしてヒロインたちと出会い、好敵手と出会い、成長していきます。そして世界を巻き込んだ魔族との闘いに身を投じていきます。

https://fantasiabunko.jp/special/201910ichiokunen/
ファンタジア文庫で書籍化された模様。私はWEB版しか読んでいませんので、書籍版を読まれた方にWEB版との違いとかを聞きたいですね。

感想(2019年9月14日)

5億年ボタンの設定を使った作品です。1億年×5回修行するのですが、そこの描写は結構あっさり。強さの理由付けのための設定と感じています。最初は無双していたのですが、だんだんと苦戦するようになっていて、よくある成長していく主人公になっています。
5億年修行したという設定があるだけに、苦戦しているところに違和感はあります。その設定だと、突き抜けて強さを得ており、世界最強クラスに既になっているのだと思いますが、それだけ修行してその程度の強さ?ってなりますね。ただ、その理由が今後出てくると面白い作品になっていくと思います。何の理由もなくその程度の強さだとちょっとしょっぱいですね。。。

この作品の良いところとしては、更新速度ですね。毎日投稿って結構難しいと思います。このブログ毎日投稿しろと言われたらしんどいので、素直に凄いと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました