【ソードアート・オンライン】私が実際に読んだハーメルン作品の感想10【女神アルゴに惚れて、原作キリトを超え、カヤバーンを口説き、イキリトは伝説となる】

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女神アルゴに惚れて、原作キリトを超え、カヤバーンを口説き、イキリトは伝説となる

ジャンル:憑依・転生
完結済み

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クソザコなめくじ勘違い・・・野郎、その名は、イキリト。
彼は伝説的ライトノベルSAOの伝説的ライトノベル主人公キリトに憑依してしまう。
この物語は、自己評価の低いクソザコなめくじ勘違い・・・野郎が、女神アルゴのために無茶をするだけのお話だ。

憑依(転生?)もので、原作主人公のキリトになります。よくあるSAOものかと思いきや全然違いました。まず、ヒロインはアルゴです。タイトル見たら分かりますよね。ここがアスナじゃないとダメという人にはキツイと思うので、そういう方にはお勧めしません。
そして、原作のような展開を大筋はなぞっていくのですが、展開や主人公の在り方はオリジナルです。主人公が原作キリトを認知していて、強烈に意識しています。
キリトなら、キリトみたいに、キリトと比べると、みたいな感じで、どんなに強くなってもキリトと比べるとクソ雑魚な俺、と卑下します。そんな主人公がアルゴに助けられながら歩んでいくストーリーです。ちなみに、SAO編までです。全26話と気軽に読めるボリュームなので、お暇があれば読んでいただきたい作品です。

感想

第一にアルゴが天使。アルゴがメインヒロインってほぼ見ないので、珍しさから読み始めたのですが、意外に面白かった。主人公がキリトに劣等感を抱いているのですが、読者から見るとギリギリ何言ってんだとはならない程度のものです。人によってはアウトかも。最強格なのに、そんな感じのまま進むので、ドヤ顔で俺つえーしてほしい人には向いてないかもしれません。しかし、文も構成も普通に読めるので、主人公の性格とアルゴヒロインが受け入れれるのであればお勧めできます。
他の小説にはあまり見られない装飾が結構してあります。フォント変えたり、色変えたり、太文字にしたりと演出があるので、新鮮さはあります。あと、アルゴアルゴと言っているのですが、ユイも大いにヒロインしているので、アルゴとユイの二大巨頭ですね。ユイは娘のポジションではありません。
そこも他のSAO作品には見られないポイントですね。ちょっと毛色の違うSAO作品で、でも安定して楽しめる作品が読みたい時は是非。

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