遂にアニメ化されました！ありふれた職業で世界最強です。まだアニメは見ていないので、急いで見てきます。とりあえずは原作の紹介と感想を書いておこうと思うので、ありふれた職業で世界最強を好きな方は記事を閲覧ください。
ありふれた職業で世界最強
ジャンル：成り上がりもの
特徴：本編完結済み、クラスメートと転移、主人公とヒロインたち最強、序盤で最強格、アフターシナリオあり
クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればただの鍛治職だった。最弱の彼は、クラスメイトにより奈落の底に落とされる。必死に生き足掻き、気がつけば世界最強・・・というありがちストーリー。最強物を書きたくて書きました。テンプレを多分に含みます//本編完結しました//書籍版１０巻、外伝零３巻、漫画版５巻、日常版３巻、漫画版零３巻発売中です//コミックガルドにて各コミック無料配信中//アフターストーリー投稿中です／／【アニメ化】しました。
なろうで小説を読む方はご存知かと思います。メジャーどころで、すでにメディア化されておりアニメ化も2019年7月より開始です。
内容としては異世界転移物の作品です。主人公1人だけが転移するのではなく、主人公の学校のクラスメイト全員が転移します。転移先の異世界では、人間以外に魔物や魔人が存在しており、それらと戦争をしています。そんな戦争に主人公たちは参加して戦わなければなりません。
また、異世界ではゲームでよくあるステータスを見ることができ、転移（召喚）者は普通の異世界人よりもステータスが高い傾向にあるようです。さらに天職という、剣士とか勇者などゲームでいうジョブみたいな設定があります。そんな天職とステータスが他よりも劣っている主人公が、どんどん強くなっていき世界最強になる作品です。
クラスメイト達と共に戦って、成長していく。そんな雰囲気のあらすじですが違いました。ある事柄があり、主人公は1人になって、そこから仲間という名のヒロインたちを集めていく感じです。みんなでワーっと何かを成していくのではなく、主人公らの派閥だけで世界を救っていくと思って良いです。
また、強くなっていくと書きましたが、成り上がり物というには主人公が強くなるのが早すぎるので、俺つえー物と思って読んでいただくのが良いかと思います。
感想（2019年7月11日執筆）
物語の起承転結の繰り返しがハッキリしていて分かりやすい、つまり各章ごとに特色が出ていて読みやすかったです。また、仲間もキャラが立っていて、役割がハッキリしている点も好感が持てました。あまり小説を読まない方や、なろうが初めての方にオススメできる作品ですね。
あと、評価している点として、物語完結後の後日談もボリューム大なのが素晴らしいですね。2013年初投稿時から、今現在（2019年7月）も後日談が投稿されています。まだまだ楽しめる作品です。
面白かった箇所はたくさんあるのですが、特に面白かった点を挙げるとすれば、大きく3点です。
1点めは皆様同じだと思います。ハジメが奈落に落ちて、そこから魔物を食べつつ最強になっていくところです。読み始めは、クラスメイト皆で協力して強くなってチヤホヤされる感じかなーと思っていたので、この展開は予想していませんでした。性格が優男からやさぐれ系に変わったり、髪毛白くなったりして、忘れかけていた中二病心がくすぐられましたｗここで物語に一気に引き込まれました。
2点目はクラスメイトとの再会時です。魔物に襲われているクラスメイトを颯爽と助けて、強くなったハジメとの格の違いを知らしめてます。圧倒的に強かった魔人もハジメの前では無力的な感じで中二感が溢れています。さらにこの件でハジメに惚れている香織のヒロイン加入。怒涛の俺つえー展開に、冷静になってみると恥ずかしくなってきたのですが、読んでいる最中は夢中なので気になりません。むしろストレスフリー。ただし、この時点の光輝の面倒くささが光ってくる部分でもあるので、もうちょい光輝下げが欲しかった。それは後半に期待。
3点目はアフターストーリーの深淵卿ことコウスケ・E・アビスゲートの話全般です。特にVSハジメの話はよく分からない感動がありましたね。特に濃く描かれているわけでもなく、1ページで終わる回想話なのですが、1人で試練突破したコウスケすげーっていうのと、最強のハジメにワンパン入れられるのが驚きでした。また、ワンパン入れられるからこそ、ハジメの唯一対等な男友達みたいで嬉しかったですね。コウスケも人類最強格で、ドラゴンボールでいうクリリンポジションで好きになった話です。
総評して、安心して俺つえーが楽しめる、ヒロインが全員魅力的、物語が完結済みで後日談完備という万人にオススメできる作品でした。
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