私が実際に読んだ小説家になろう作品の感想【難攻不落の魔王城へようこそ】

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難攻不落の魔王城へようこそ~デバフは不要と勇者パーティーを追い出された黒魔導士、魔王軍の最高幹部に迎えられる~

ジャンル:現代風ファンタジー
特徴:主人公は黒魔導士、だんだんと周囲に認められていく、魔王と勇者もの(ビジネス)、勇者(魔物)

【人と魔族が争って勇者が魔王を討伐……】なんてのは遠い昔の話。
現代では冒険者も魔族も勇者も魔王も命を懸けない職業に過ぎない。
世界が平和になり、ダンジョン攻略がエンターテインメント化した時代。
冒険者も魔物も魔力で作られた分身を用いて戦う、誰も死なないダンジョン攻略が大人気に。
大陸中で攻略映像が配信されている中、僕の所属する勇者パーティは世界第四位の人気パーティだった……のだが。
パーティーメンバーは五人という規程があり、黒魔導士なんて不人気ジョブは三位以上に登りつめるには邪魔だと言われてしまう。
そうして無職になった僕は次のパーティーを探すがまったく見つからない。
ある日、そんな僕の前に金髪紅目の美女が現れて仕事があると言った。
かつての仲間よりも能力を高く評価してくれた美女に感激した僕は、詳しい内容を聞く前に面接を受け入れてしまう。
足を運ぶとそこは最深部到達パーティーゼロを誇る最高難度ダンジョン・魔王城で、四天王と魔王が僕を待っていた。
これは勇者パーティーを追い出された黒魔導士が、魔王軍に入り勇者たちを撃退する側に回る話。

難攻不落の魔王城へようこそ~デバフは不要と勇者パーティーを追い出された黒魔導士、魔王軍の最高幹部に迎えられる~
【書籍版1巻、描き下ろしありで発売中(GAノベル)、2巻2月// 無料オンライン小説です

主人公の黒魔導士がつかえねー扱いされてパーティーを追い出されます
勇者パーティーといっても、ネトゲのギルドとかクランみたいな感じだと思ったらいいです。仕事としてパーティー組んで魔王城攻略やってます。
主人公がつかえねー扱いと書きましたが、弱いわけではなく、パーティー内の黒魔導士の役割はデバフが基本なので、目立って成果を挙げられていないだけです。また、攻撃的な面はパーティー戦という枠の中で、出しにくい理由が主人公にあります。
そういった理由から解き放たれて、魔王軍に入ってからは、めちゃくちゃ強いのでご心配なく。

https://ga.sbcr.jp/bunko_blog/ga_himenon/20191115b/
GAノベルから書籍版が発売されるそうです。
私の好みのキャラデザでは無いので、たぶん買わない。。。
購入した方いらっしゃれば、違い教えてくださいー

感想

勇者(ビジネス)と魔王(ビジネス)の仁義なき戦い。
私個人としては、結構好きな作品です。世界観が面白い。
周囲の人物も魅力的です。元パーティの勇者フェニクス君が主人公の親友なのですが、彼が良い味を出しています。主人公が別の勇者と組んだら、嫉妬して気に入らない、みたいな関係性が男の友情を感じて、ほんわかしました。主人公も、フェニクスが黙って別の黒魔導士と組んだら、別に良いんだけど何か気に入らない的なことを言っていて親友感が出ています。キャラが良いですね。

個人的なイメージですが、こういう作品は「第三者の人達は主人公の強さを知らず、特定の人だけは分かっているよ」みたいな感じがありがちだと思っています。そして後半でみんなに認められていくのが王道ですね。
しかしこの作品では、割と早めに認められていてストレスが少ない感じがしました。1章では、追い出されたパーティーに対して、魔王軍側として戦って勝利し、実は主人公がその魔王軍の参謀だったとすぐに分かり、元パーティーから認められます。また2章では主人公が実力を世間に示し、だんだんと認められていきます。
こういった早い段階から実力を認められるのは、珍しい作品だと思っていて、ここが特徴であり良いところであると感じています。
とりあえず1章だけでも、まずは読んでみてほしい作品です。

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